 乱視による生産性ロスVisionClub Eye Report Vol. 7
乱視が年間の生産性ロスにどの程度影響するのか推定を試みた。Kobashi ら[1]のMNREAD-Jデータをもとに、各乱視量における読字速度の変化をモデル化し、世界平均のインターネット利用時間(約6時間40分/日)の報告[2]を参考に、年間の読字量を推定した。
結果、読字量が多い条件(6.0×10⁷ chars/year)において 、斜乱視では1.0 Dで年間約675時間の時間ロスが生じると推定された。読字量の多い現代環境において、乱視矯正の重要性を改めて示す結果となった。
[1]. Kobashi H, Kamiya K, Shimizu K, Kawamorita T, Uozato H:Effect of axis orientation on visual performance in astigmatic eyes.J Cataract Refract Surg 38:1352–1359,2012.
[2]. Digital 2024: Global Overview Report,アクセス2026年5月3日 |  ICLへの関心度VisionClub Eye Report Vol. 6
屈折矯正法であるICLは屈折異常の矯正法として有用で注目されている。
「ICL」の2022年1年間の検索ボリュームは、東京都が13300と最も多く、次いで大阪府7000、愛知県5400、神奈川県5100、埼玉県4100となり、人口に比例していることがわかる。
2022/01/01~2022/12/31
出典:ヤフー・データソリューション DS.INSIGHT |  視力の定義は国によって違うVisionClub Eye Report Vol. 5
視力には、「最小視認閾」、「最小分離閾」、「最小可読閾」、「副尺視力」など、いくつかの定義が存在する。
日本やヨーロッパでは、2点の識別能力を指す「最小分 離閾」を測定している。
「ランドルド環」といわれるアルファベットの「C」のような形の視標が用いられ、切れ目の方向がわかるかどうかで視力を測定する。
一方、数字や母国語を用いたユニークな視力表が使われている国もある。これは、文字の識別能力を指す「最小可読閾」を測定している。
「視力」といっても、国によって定義が異なり、同じ視覚機能を測定しているとは限らない。 |
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